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煎・抹茶道具
 
商品番号 P-10
作   者

初代 清水 六兵衛  Kiyomizu Rokubei 1st

題   名

一重口水指  a water container

備   考

1738-1799
世継寂窓(台翁)箱書付  with a old wooden box by Yotsugi Jakuso(1773-1843)
12.6-14.0(D)×16.3(H)cm
塗蓋に少イタミ有  lacquered-lid have few damage

『当市上京服部氏及某家所蔵品入札』大正8年5月5日(京都美術倶楽部) 売立目録所載

   
 

京都を代表する陶家・清水六兵衛の初代の貴重な作品。
初代六兵衛の瀬戸写の水指は時折見かけるが、箱に後記された通り遠州膳所に近い作行き。大胆な轆轤目で動きを付けているのは六兵衛のスタイルであるが、全体的に薄手にしてあり少し紫がかったような釉調も珍しい。底の糸切も見どころであろう。

当時のオリジナルの箱で、表題は「水指 瀬戸写 清水六兵衛作」。蓋裏には「三代六兵衛を口切り茶事に招きたる所、手土産として携へたる〜(不読) 甲子年春 寂窓(花押)」とある。収録された売立目録には「世継候箱」としてあるので、京都の豪商で文化人であった世継寂窓(1773-1843)を指すのだと思われる。初代が没した頃はまだ二代六兵衛(正次郎)が幼年であったため、後見の丸屋庄九郎という人物を清水家では二代目として数えていたと推察される資料が残っているらしい。そうすると、この「三代六兵衛」とは、当時襲名を前にした二代六兵衛を指すものと推察され、箱書きの年は享和四(1804)年のものと考えられる。当時の京都の大パトロンであった寂窓の茶事に招かれるに際し、六兵衛家として次代の顔見せも兼ねた参上は、わざわざ残して置かれた初代の遺作を手土産として献上するにふさわしい場面であっただろう。

水指としては運び・置きどちらにも使い良い寸法で、客付側に釉薬の流れが見えるよう計算された仕事などはさすがである。添う塗蓋も多少漆のホツレなどがあるものの、恐らく当時出来の古いものである。

   
金   額 電話にてお問い合わせ下さい。
初代 清水 六兵衛 Kiyomizu Rokubei 1st/一重口水指 a water container
   
初代 清水 六兵衛 Kiyomizu Rokubei 1st/一重口水指 a water container
   
初代 清水 六兵衛 Kiyomizu Rokubei 1st/一重口水指 a water container
   
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