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商品番号 |
P-06 |
作 者 |
杉本 貞光 |
題 名 |
遠州好写七宝文筒茶碗 |
備 考 |
1935〜
立花大亀共箱
25.3(H)cm |
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寺垣外窯・杉本貞光による信楽焼の花入。堂々とした姿に三角の耳がつき、また口縁は大きく欠け落ちています。これは制作時に何らかの理由で欠けたと思われ、破片の一部が見込みに落ちて貼り付いています。断面には透明釉が掛かっていますので、安心してお使いいただけますし、また後天的に欠けたものではない事が分かります。
正面にはくびれが作られ、そこへ灰がたくさん積もっており窯変を見せています。また正面はビードロ釉の緑色が一面に掛かっているのに対し、裏側には灰が当たらずに信楽特有の赤味を帯びた土が見られる対比も面白い点です。底部には貞光の窯印「サ」印に加えて、初めての窯焚きの作品であることを示す左馬の印も彫られています。
非常に花映りがよさそうで、一晩水を張っておきましたが漏れや染み出しも今のところありません。
共箱には貞光を指導した大徳寺の立花大亀老師が『果報者』という銘をしたためています。口が欠けて失敗作となるところを拾い上げられて立派な作品として世に出されたことに対しての御銘かもしれませんね。 |
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金 額 |
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