中国の儒者らしき人物を胴にぐるりと連続して描いた香炉。口には鉄釉を施し、雲透かしの銀火屋が添っています。三足は丁寧に浮き彫りが施され、小品ながらも丁寧な仕事ぶりがうかがえます。
描かれた一連の人物の表情や様子から、何かストーリーが想像できそうな愉しい作品です。