古美術 石泉 〒 605-0086 京都市東山区大和大路通三条下ル3丁目弁財天町36
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煎・抹茶道具
 
商品番号 P-05
作   者 初代 矢口 永寿  Yaguchi Eiju 1st
題   名 仁清寫梅乃繪香爐  an incense burner
備   考

1870-1952
8.7(D)×7.3(H)cm ※火屋含まず(not include the cover)
南鐐菊透し火屋 初代長谷川一望斎造  silver cover made by Hasegawa Ichibosai 1st
共箱  with a signed original wooden box

   
  代々山中で温泉宿を営む家に生まれた初代矢口永寿は、京都永楽家の高弟・滝口加全をはじめとした当時一流の職人ばかりを集めて永寿窯を築いた。その窯で生み出された作品はすべて本場顔負けの出来のものばかりで、特に仁清・乾山の写しを得意とし、また中国の染付・赤絵など古陶磁にも本歌をしのぐほどの出来栄えのものがある。また永寿本人はプロデューサーのような立場で職人に指示を与える側だったが、湯宿の生まれのせいか自身が料理にも通じており、永寿窯で生み出されたうつわは今も料理人の間で重宝されている。
この香炉も永寿が得意とした仁清写しのひとつで、永寿作品としては上位の出来栄えの一品。名古屋の金工家・初代長谷川一望斎が菊透しの南鐐火屋を添えており、梅と菊の組み合わせで香り豊かな作品に仕上がっている。
 
金   額 電話にてお問い合わせ下さい。
仁清寫梅乃繪香爐 an incense burner
 
仁清寫梅乃繪香爐 an incense burner
 
仁清寫梅乃繪香爐 an incense burner
   
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