薮内流家元より推挙され、大阪・吹田にある仙洞御料庄屋を勤めた西尾家の家礼を務めた人物。 吹田の内本町に工房を構え、90歳を超えるまで作品を作り続けていたという。 比較的若い頃の作品であるが、この時既に一流の技術を身に付け、茶席に適うデザインセンスも持っていたことが知れる。