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『香川県立工藝学校』(現・香川県立高松工芸学校)は、はじめ明治31(1898)年に『香川県工藝学校』として讃岐漆器の伝承を目的に設立されました。のち、本校舎の完成に伴い、明治34(1901)年に『香川県立工藝学校』に改称。昭和18(1943)年に『香川県立高松工業学校』に改称して以降は、学科目の増設や校舎移転などを経て現在に至ります。
こちらの蓋物は「香川県立工芸学校製」と書かれた共箱が添った、貴重な作品。おそらく頒布を目的とした製品発表会のような場で販売されたものでしょうか。讃岐漆器らしい籃胎の自由なフォルムに、当時流行のモダンな意匠の塗りが施されています。デザイン的に大正頃のものだと想像できます。
令和の現在から見ると、どこか温かみがある「懐かしいモダンさ」の作品ですね。
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