古美術 石泉 〒 605-0086 京都市東山区大和大路通三条下ル3丁目弁財天町36
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煎・抹茶道具
 
商品番号 M-01
作   者 佐野 長寛  Sano Chokan
題   名 平棗形食篭  a sweets(foods) container
備   考 1794〜1856
共箱入  with a signed original wooden box
24.6(D)×10.0(H)cm
   
 

佐野長寛は新町三条の漆器商・長濱治兵衛の子として生まれ、若くから諸国の漆器産地や富豪・大名所蔵の名品を見て回った。そうした経験を生かして、文政5(1822)年に帰京し開業。現在でも作家が手本とする斬新で優れたデザインの数々を生み出し、高麗よりの渡来工・張寛になぞらえ自身を「長寛」と号した。
大正14(1925)年に長寛作品の所蔵者有志が恩賜京都博物館(現:京都国立博物館)で行った長寛追善の展観の記念図録では、本品と同手の作品が二つも収録されている。それぞれ所蔵者は野村美術館の野村徳七、京都の有名道具商の林新助である。長寛の作風をよく伝える作品であり、また人気商品であったのであろう。本作品はどちらとも微妙に字の配置などが異なり、新発見の作品である。
共箱には「黒漆真塗 ひらなつめがたの食篭 大伴黒主の絵様(えよう) 依古今集之序」と書かれている。六歌仙に数えられる大伴黒主について『古今和歌集仮名序』では『大伴黒主はそのさまいやし。いはば薪を負へる山人の花の陰にやすめるが如し』と評している。これにより束柴と花が散らされた中に「花陰にやすめるがごとし」の語が配されたデザインになっている。柴の色漆による描き方は、かの有名な扇面散し文様にも使われた技法である。内側は真塗で底部は碁笥底になっている。

 
金   額 電話にてお問い合わせ下さい。
佐野 長寛 Sano Chokan/『平棗形食篭』a sweets(foods) container
 
佐野 長寛 Sano Chokan/『平棗形食篭』a sweets(foods) container
 
佐野 長寛 Sano Chokan/『平棗形食篭』a sweets(foods) container
   
佐野 長寛 Sano Chokan/『平棗形食篭』a sweets(foods) container 佐野 長寛 Sano Chokan/『平棗形食篭』a sweets(foods) container
   
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